AIC-Rカメラモジュール (2025年春に出荷開始予定)

「AIC-R」は、Full-HD画素に対応したMIPI CSI-2出力のCMOSカメラモジュールです。

1/2.92インチながらISP内蔵のCMOSイメージセンサを搭載しており、HDR対応、高感度、高画質、低ノイズ、低消費電力、そして良
好な色再現性を実現しております。

日本国内製造で長期安定供給が可能です。

Renesas Electronics社製 RZ/V2L EVK(評価ボード)との接続が可能でエッジAI開発などにご使用いただけます。

イメージセンサ情報

基本特性 撮像素子 1/2.92 インチ CMOSカラーイメージセンサ(ISP内蔵)
Pixelplus社製
画素サイズ 2.8μm × 2.8μm
画素数 1920(H) × 1080(V)
画像出力インターフェース MIPI CSI-2
画像フォーマット YUV etc
画像補助機能 AWB / AGC / AEC / HDR / Flicker 補正等
フレームレート max 30fps
シャッタ制御 ローリングシャッタ

RZ/V2L搭載小型基板

RZ/V2Lを搭載した小型基板を鋭意開発中!

基板サイズは45mm x 60mm

※開発中につきサイズは変更となる場合があります

Renesas Electronics社製 RZ/V2L 評価ボードとの連携

AIC-RカメラモジュールはRenesas Electronics社製 RZ/V2L評価ボードとの接続が可能で、Linuxドライバの提供が可能です。

RZ/V2Lの概要(Renesas Electronics社製RZ/V2Lページへのリンク)

RZ/V2Lは、Arm® Cortex®-A55(1.2 GHz)CPUを搭載、DRPとAI-MACで構成されたルネサス独自技術であるビジョン向けAIアクセラレータ「DRP-AI」を内蔵しています。16ビットDDR3L/DDR4 インタフェースを備え、3Dグラフィックスエンジンに Arm Mali-G31、ビデオコーデック(H.264)を内蔵しています。 DRP-AIの特長である高い電力性能により、ヒートシンクや冷却ファンなどの放熱対策も不要です。家電や産業機器のほか、リテール用のPOSシステムなど、幅広い応用機器にコスト効率よくAIを活用できます。また、DRP-AIがAI推論と、色補正やノイズリダクションなどカメラ応用に不可欠な画像処理の2役をこなすことにより、外付けのISP(イメージシグナルプロセッサ)無しでビジョンAIを実現可能です。 なお、RZ/V2Lは汎用MPU、RZ/G2Lとパッケージ端子を含めて互換性があります。このため、RZ/G2Lユーザは、RZ/V2Lにアップグレードすることにより同一のシステム構成で移行コストを低減しながらAI機能の追加が可能です。(Renesas Electronics社 RZ/V2Lページより抜粋)