マルチスペクトル複眼カメラ
Multi-Spectrum TOMBO(Thin Observation Module by Bound Optics)
複眼カメラとは
複眼カメラの構造 | = | 1つのイメージセンサに対して複数の撮像レンズを配置し、 マルチカメラを構成、レンズは短焦点化 |
複眼カメラの用途 | = | 様々な多次元画像を同時に取得 例:自由で多波長なマルチスペクトル撮影 |
マルチスペクトルカメラの具現化方法
ハイパースペクトルカメラ | (高い波長分解能↔大型化) |
フィルタ入れ替え方式 | (高自由度↔低速) |
マルチカメラ方式 | (高自由度↔複雑化) |
マルチスペクトルフィルタイメージセンサ方式 | (既存光学系流用可↔低自由度) |
マルチスペクトル複眼カメラ方式 | (高自由度・既存カメラ流用可・薄型) |
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↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 様々な展開可能性 |
マルチスペクトル複眼カメラ構造
PiTOMBOとは
PiTOMBOの特徴
PiTOMBO(パイトンボ) = PiCamera(パイ) X TOMBO(トンボ)
PiTOMBO(パイトンボ)は、ラズベリーパイ用カメラ PiCAMERA v2をベースとした4眼複眼カメラです。
(注)TOMBOは複眼カメラの愛称、複眼カメラは大阪大学発の多レンズ・1センサ・多目的カメラ技術
「特徴」
■1つのカメラで4種類の異なる撮影条件の画像を1枚の画像として撮影できます。
■3タイプ~RGB4眼・近赤外4眼・RGB1眼+近赤外3眼、様々な応用展開が可能です。
■マルチスペクトル撮影、個眼間視差活用、個眼間時間差活用、マルチ偏光撮影など使い方は様々。
■使い易いラズパイ環境をそのまま活用でき、システム展開が容易です。


PiTOMBOの外観



装着フィルタとキャプチャ画像






複眼カメラの導入例
8K放送機器への応用
国際画像機器展2018参考出展(アストロデザイン株式会社様展示ブース)
8K放送用Super35mmセンサによる16眼マルチスペクトル複眼カメラ
Super35mmセンサ搭載カメラ+16眼マルチスペクトル複眼光学系 2018年
特徴:16個眼同時並列出力+FullHD高精細個眼像
8Kカメラ:アストロデザイン株式会社製
精密農業への応用
2018年 国際農業機械展2018(帯広)出展(AIRSTAGE社様ブース)
ドローン搭載1インチ12M画素RGBカラーカメラ+6眼マルチスペクトル(RGB+5波長)複眼光学系
株式会社AIRSTAGE・(株)アサヒ電子研究所共同開発
JST-SCORE2017 助成研究
1/2インチ白黒センサ使用カメラ基板+9眼マルチスペクトル(8波長)複眼光学系
大阪大学大学院情報科学研究科谷田教授&(株)アサヒ電子研究所
専用ドローン開発協力:エアロジーラボ株式会社 2017~18年
PiTOMBO掲載記事紹介
マルチスペクトル複眼カメラPiTOMBO 展示会紹介パネル(OPIE2019)